桜新町タウン情報

 

桜新町(さくらしんまち)とは、世田谷区南西部にあたる玉川地域に属します。当地域内を走る東急田園都市線「桜新町」駅の南側が桜新町一丁目、北側が桜新町二丁目に分かれています。駅前には古くからの商店を始め、ファーストフード店やスーパーマーケット等が軒を連ね、ここから弦巻、深沢、新町などの住宅地が四方に広がっています。近年のマンション建設ブームに伴い、平成期に入って急激に人口が増えている地域の一つですが、古くは桜新町一丁目に畑が、桜新町二丁目に町工場が多く、現在も駅前のJA世田谷目黒や自動車の修理工場などにその名残が感じられます。

 

 

 

 

昭和期、桜新町に漫画『サザエさん』の原作者長谷川町子さんが居住し、サザエさんのモデルになった街です。国道246号線に程近いセブンイレブンは以前「三河屋」という酒店で、漫画に登場する「三河屋さん」のモデルになったお店です。また、桜新町一丁目には長谷川町子美術館があり、『サザエさん』の原画が常設されているほか、長谷川姉妹所蔵の美術収蔵品展示されています。夏休みの期間はフジテレビと協賛しイベントも行われています。桜新町駅と長谷川町子美術館を結ぶ商店街通りが「サザエさん通り」と名づけられ、公共スペースのあちこちにサザエさんのイラストが施されるなど、「サザエさんの町」として親しまれています。桜の開花時に「さくらまつり」秋には「ねぶた祭り」が開催されます。駅前通りの「ヤエザクラの並木」は当地域のシンボルとなっています。

 

 

 

 

新町の名は、この一帯は万治年間に開拓された農地で世田ヶ谷新町村と名づけられたことに由来しています。新町は、1912年から1913年にかけて、当時の東京信託株式会社により、東京初の分譲住宅地と言われる「新町住宅地」の開発が行われ、この時、現在の深沢七丁目・深沢八丁目に当たる開発地の通りにソメイヨシノの並木が設けられたそうです。 桜新町の名称は、昭和7年の玉川電気鉄道の駅名に最初に確認できます。1968年の住居表示実施の際、現在の桜新町の町域を新町から分離、旧町名「新町」に桜を冠して桜新町としたものと言われています。